注釈とは異なり、コメントでは、ドキュメントの特定部分に関係のないドキュメントにフィードバックを提供できます。ドキュメントの閲覧権限があるユーザは、関連コメントと返信を読むことができます。注釈の追加をコントロールする注釈権限があるユーザは、コメントし、返信し、自分自身のコメントを編集または削除することができます。
注: 管理者は、各 Vault についてドキュメントレベルのコメントのオンとオフを切り替えることができます。この機能を使用したい場合は、Vault 管理者に連絡してください。
コメントの閲覧
コメントは、インラインビューアの下に表示され、最も古いコメントが上に表示されます。返信は、関係するコメントの下に表示されます。コメントは特定のドキュメントバージョンに関連付けられているので、表示しているバージョンで追加されたコメントのみが表示される点にご注意ください。以前のバージョンのコメントを表示するには、バージョン履歴から当該バージョンを開きます。
コメントアクティビティインジケータタブ
コメントアクティビティインジケータタブは、ドキュメントにコメントが存在するかどうかすばやく判断します。このタブは、ドキュメント情報ページのドキュメントビューアの下部に表示され、当該ドキュメントに存在するコメントの数を表示します。クリックして、コメントエリアに移動します。
コメントを作成するには
コメントするには:
- ドキュメントの下のテキストエリアに入力します。コメントは特別のフォーマットをサポートせず、ハイパーテキストとして URL を生成せず、画像を含めることはできません。
- コメントをクリックします。
コメントに返信するには:
- コメントテキストの上の返信をクリックします。返信できるのは元のコメントのみで、別の返信には返信できませんので、ご注意ください。
- 元のコメントの下に表示されるインデントされたテキストエリアに入力します。
- コメントをクリックします。
コメントを編集・削除するには
コメントや返信を編集するには:
- 編集をクリックします。
- テキストエリアに変更を加え、コメントをクリックします。
コメントや返信を削除するには:
- 削除をクリックします。返信があるコメントを削除すると、他のユーザのコメントであっても返信も併せて削除することになります。
- 確認ダイアログで続行をクリックします。気が変わったら、キャンセルをクリックして、削除せずにダイアログを閉じます。
注: 通常、自分のコメントを編集・削除できます。できない場合は、最初にコメントしてから権限が変更されています。ロールの変更、またはドキュメントのステータス変更が原因として考えられます。
制限
ドキュメントレベルのコメントは、バインダー、コンテンツプレースホルダー、アーカイブ済みドキュメントでは使用できません。
便利なヒント
- 権限:コメント追加またはコメントへの返信機能は、注釈権限と関連付けられています。注釈権限は、注釈の追加・編集機能もコントロールします。この権限がなく、権限が必要だと確信する場合は、管理者にご連絡ください。
- バージョニング:コメントは特定のドキュメントバージョンに関連付けられているので、ユーザが新バージョンを作成すると、Vault は既存のコメントを非表示にします。以前のバージョンのコメントを表示するには、バージョン履歴から古いバージョンを開きます。
- 監査証跡:Vault は、コメントアクティビティを監査証跡にログしません。
- 注釈:コメントはインライン注釈とは異なります。主な違いは以下のとおりです。
- 通常、コメントは、特定の場所ではなくドキュメントに関連付けられます。
- 注釈のある PDF をダウンロードでは、コメントではなく注釈のみをダウンロードします。
- インラインビューアのフルスクリーンモードで、コメントは表示されません。