製品のバッチまたはロットが製造され、商業的にリリースされる準備が整うと、組織は品質管理のためにそれらをテストします。このテストは、生産された各バッチの1つ以上、場合によっては多数のサンプルに対して行われます。

Vault LIMS でのサンプルとテストの作成

Vault LIMS では、LAB サンプルLAB テストが関連付けられているバッチレコードに関連付けられたレコードです。

特定の資料または組織 (サプライヤー) に対してバッチが作成されると、Vault LIMS は、その組み合わせに関連付けられた LAB 仕様を選択します。Vault LIMS は、LAB 仕様書から、サンプルの取得数を指示する LAB プロトコルと、それらのサンプルに対して実行する LAB テストを識別します。Vault LIMS は、これらの LAB サンプルLAB プロトコルレコードを自動的に作成し、LAB プロトコルで指定された関連付けられたLAB 方法に基づいて、それぞれに対して実行される LAB テストのベースにします。また、LAB サンプルを手動で追加したり、必要に応じて LAB テストを追加したり、LAB プロトコル上の既存の LAB サンプル定義から作成して、必要な LAB テストを自動的に作成することもできま す。

LAB サンプルと LAB テストの手動追加

新規のLAB サンプルを追加する:

  1. サンプル管理 > サンプル カスタムタブに移動します。
  2. 作成をクリックします。
  3. レコードの名前が自動的に生成されない場合は、名前を入力します。
  4. サンプルタイプを選択します。
  5. サンプルの説明を入力します。
  6. 任意: 関連するバッチを選択します。
  7. 任意: 適切なプロトコルを選択します。
  8. 任意: 希望する基準 (LAB サンプル定義) を選択します。これを選択すると、LAB テストが、関連する LAB 方法から 自動的に作成されます。
  9. 任意: 期日を入力します。
  10. 任意: 外部 ID を入力します。
  11. 任意: 現在の場所を入力します。
  12. 任意: 数量を入力します。
  13. 任意: 測定単位を入力します。
  14. 任意: サンプルポイントを入力します。
  15. 保存をクリックします。

新規のLAB テストを追加する:

  1. サンプル管理 > テスト カスタムタブに移動します。
  2. 作成をクリックします。
  3. レコードの名前が自動的に生成されない場合は、名前を入力します。
  4. LAB テストに関連付ける LAB サンプルを選択します。LAB サンプルバッチに関連付けられている場合、これは Vault LIMS によって自動的に選択されます。
  5. 任意: 希望する基準 (LAB 方法) を選択します。これを選択すると、選択した LAB 方法LAB 結果定義から LAB 結果が自動的に作成されます。それ以外の場合、LAB 結果は手動で追加できます。
  6. 任意: 手順ドキュメントを選択します。
  7. 任意: LAB テストセットを選択します。この LAB テストをテスト用の既存のセットに追加する必要がある場合にのみ、LAB テストセットを追加してください。
  8. 保存をクリックします。

LAB サンプルのライフサイクルは、状態で追跡されます。たとえば、サンプル内のすべての LAB テストテスト完了状態になると、サンプルレコードはテスト完了状態になります。その後、バッチ内のすべての LAB テストテスト完了状態になると、バッチレコードはテスト完了状態になります。Vault LIMS は、LAB サンプル場所の追跡を使用していた場所も追跡します。